サッカーの試合で勝つために必要なディフェンスという仕事。
攻撃と守備がころころと入れ替わるサッカーというスポーツでは、どのポジションにいてもディフェンスの能力というのは求められます。
そのなかで、ディフェンスが上手い選手というのは重宝され、監督やコーチの信頼を得ることができます。
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みなさんも勝つためにディフェンスの能力を磨いて、サッカーでディフェンスが上手い選手になりましょう!
サッカーにおけるディフェンスとは?
こんにちは!
サッカーのプレーヤーズコーチのyamatoです^ ^
今回の記事では、ディフェンスの上手い選手になるためにはどうしたらいいのかということについて話していきたいと思います。
その前に、サッカーというスポーツのディフェンスとはどのようなことをいうのかというのを話しておきます。
これは、以前の記事でも何回も説明していますが、大事なことなので繰り返し説明させていただきます。
サッカーというスポーツにおいて、そのゲームに勝つためには、3つの要素が必要になってきます。
その3つとは、
1、ゴールを奪う
2、ボールを奪う
3、ゴールを守る
です。
サッカーというゲームに勝つには、ゴールを取らなければなりません。(1、ゴールを奪う)
ゴールを取るためには、基本的には自分たちがボールを持って攻撃できなければいけません。
そのためには相手が持っているボールを奪う必要があります。(2、ボールを奪う)
そして、いくらゴールを奪ったとしても、それ以上に失点をしてしまったら、ゲームに勝つことはできません。
ですので失点を防ぐことが必要になります。(3、ゴールを守る)
この、1、ゴールを奪う、2、ボールを奪う、3、ゴールを守るの3つの要素どれか1つでもかけると、サッカーというゲームに勝つのは難しくなるのです。
その3つのなかで、2、ボールを奪う と、3、ゴールを守る がサッカーにおけるディフェンスというプレーになるとぼくは考えています。
そしてこのディフェンスというプレーは、どのポジションにいたとしても求められるプレーです。
たとえ前線の選手だったとしても、チームとしてゴールを守るため、ボールを奪うためにディフェンスをしなければなりません。
後ろの選手よりは、ディフェンスの役割は少ないかもしれませんが、それでも、前線の選手のディフェンスが上手ければ、チームとしていいボールの奪い方ができ、いい攻撃にも繋げることができます。
さらに前線の選手でもディフェンスのできる選手というのは、指導者の立場からするととても起用しやすい選手となります。
各ポジションにおいて、求められてるディフェンスは違うにしろ、どのポジションにいてもサッカーで勝つためにはディフェンスの能力というのは必要なのです。
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ディフェンスの上手い選手になるために必要なこと
では、どうしたらディフェンスの上手い選手になれるのでしょうか?
ディフェンスというプレーは、ゴールを守るとボールを奪うです。
要は、この2つが状況に合わせてできる選手が、ディフェンスの上手い選手となります。
特にこのボールを奪うことができる選手というのはディフェンスの上手い選手と言えます。
前線で相手のディフェンスラインからボールを奪えれば、一気にゴールへと向かうことができます。
前線でボールを奪うことが難しくても、中盤の選手がいい形でボールを奪えれば、いい攻撃へと繋げることができます。
ディフェンスの選手がボールを奪うというプレーができなければ、相手のチャンスは増えてしまうでしょう。
ボールを奪うことができる選手というのは、どのポジションでも重宝される選手なのです。
ディフェンスの上手い選手になるために必要なこと、それはボールを奪うことができるということです。
ボールを奪うのが上手い選手になるには
ではどのようにしたらボールを奪える、ディフェンスの上手い選手になれるのでしょう。
ボールを奪うというプレーに関して突き詰めていきたいと思います。
相手が持っているボールを奪うには、次の2つのうちのどちらかしかありません。
相手のパスを奪う
相手のドリブル(キープ)しているボールを奪う
です。
ではそれぞれのプレーでボールを奪うために必要なことを話していきたいと思います。
相手のパスを奪う
相手のパスを奪うプレー。
つまりインターセプトでボールを奪える選手が、ディフェンスの上手い選手といえます。
このインターセプトを可能にするためのポイントがいくつかあります。
まず一つ目は予測です。
相手のボールホルダーがどのようなボールの持ち方をしているか、どこをみているか、なにを狙っているか。
味方選手がどのようなアプローチをかけて限定しているか。
などの状況を把握して、どこにパスが出てくるかを予測することが大切です。
そのパスの出どころが、自分のエリアのチェックするべき選手ならば、まずは積極的にインターセプトを狙わなければなりません。
二つ目は、相手に近寄っておくことです。
その予測がたてられたら、パスがでる前にチェックするべき相手に近寄っておきます。
相手選手との距離があると、パスが出てからインターセプトを狙いにいったのでは間に合いません。
なのでなるべく近くに寄っておくことが必要なのです。
しかし、気をつけて欲しいのは、相手のボールホルダーがフリーで、どこでもけれるという場合にはあまり寄り過ぎてしまうと背後をとられてしまいます。
ですので、しっかりとボールホルダーの状況を把握して、コースが限定されていることを確認して近寄ってください。
そして三つ目は、タイミングです。
パスがでるところを予測して、そのパスの出どころの相手選手に近寄ったら、
ボールホルダーがその選手にパスをだそうと、ボールに目を落とした瞬間に、一気に相手選手の前へ出てパスをカットしに行きます。
パスの出し手というのは、ほとんどの選手がいったん顔を上げてパスの出しどころを探ります。
そしてパスを送ろうとキックする際には、ボールに目を落とします。
ボールホルダーが見ている場所を確認して、予測をたて、パスをだそうと顔を下げた瞬間に、相手の前にでることができれば、インターセプトすることができます。
このタイミングがとても大切です。
以上の三つが相手のパスを奪う、インターセプトをするために必要なことです。
まとめると、予測をしてパスの出どころをよむ、そして、パスがでる選手に近寄っておく、そしてパスの出し手がボールに目を落とした瞬間に一気に前へ出るということです。
もちろんこれ以外にもインターセプトのやり方はあります。
例えば、中盤の選手がわざと縦パスのコースをあけておいて、相手にそこに出せると思わせ、ボールに目を落としパスを送ろうとした瞬間に、そのコースを塞ぎ、ボールを奪うというやり方などです。
しかし、基本的には必要なことは一緒で、相手の状況を観察して予測して、タイミングで動くということがボールを奪うために必要になってきます。
もちろん、レベルが高くなってくると、その意図を隠そうとしてくる選手もいると思います。(例えばノールックパスとか)
それも、また駆け引きが含まれた、サッカーの面白さです。
しかし、ディフェンスの上手い選手というのは、この駆け引きが上手で、相手の考えを読んで意図をつぶすことができるのです。
相手のドリブル(キープ)しているボールを奪う
相手のパスを奪うインターセプトを狙うというのがディフェンスの優先順位の一番です。
しかし、インターセプトが狙えない場合は、相手のドリブル(キープ)しているボールを奪うことが次に狙うディフェンスになります。
相手がすでに持っているボールを奪うポイントは、相手に接近するということです。
ドリブルしている相手のボールを奪うのも、コントロールしてボールをキープしようとしている相手のボールを奪うのも、結局は相手の近くにいることができなければボールを奪うディフェンスというのはできません。
ですので、相手がドリブルしているのなら、間合いを詰めることが大切です。
相手がボールをコントロールする瞬間を狙うにも、間合いを詰めることが大切です。
ですので、その相手にボールが出ているボールの移動中に、いかに寄せれて、間合いを詰めれるかが、ボールを奪えるかどうかのポイントになってきます。
ドリブルに入っている相手も、そのドリブルに対応しながら、最後は間合いを詰めることができればボールを奪うことができます。
ディフェンスの上手いサッカー選手
ディフェンスにおける重要なプレーであるボールを奪うということ。
このプレーがとても上手い選手がいます。
以前の記事でも紹介したハビエル・マスチェラーノという選手です。
こちらの動画を見てください。
この選手は、インターセプトをしてボールを奪ったり、相手のドリブルしているボールを奪ったりするのがとても上手いです。
インターセプトを狙うときは、相手の近くにいて、パスが出るタイミングで前に出てボールを奪っているのがわかります。
ドリブルしている相手でも、間合いを詰めてボールを奪っています。
特に上手いのは、スピードにのったドリブルをしている相手との間合いの詰め方です。
わざとドリブルさせておいて一気に相手に寄せてボールを奪うというプレーをしています。
詳しいことはこちらの記事で説明しているのでチェックしてみてください^^
まとめ
サッカーでディフェンスの上手い選手というのは、ボールを奪うというプレーができます。
そのボールを奪うというプレーをするには、予測することや、相手の近くに寄ること、タイミングが重要になります。
そのプレーがすごく上手い選手でマスチェラーノという選手を紹介しました。
とても参考になるディフェンスの上手い選手だと思うので、皆さんも参考にしてみてくださいね^^
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