サッカーにおいて、テクニックや足技を磨いておくことは、パフォーマンスを上げるうえで大切なことです。
一見難しいと感じる足技やテクニックも練習次第で誰でも上達させることができます。
中学生や高校生でも、まだまだテクニックや足技を身に付けるうえで遅くはありません。
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この記事では、サッカーのテクニックや足技の練習方法についてお話していきます。
サッカーのテクニックとは?足技とは?
サッカーのプレーヤーズコーチのyamatoです。
この記事では、サッカーのテクニックや足技の練習方法についてお話していきたいと思います。
その前にテクニックとはなにか?足技とはなにか?についてお話していきたいと思います。
まずテクニックとは、日本語でいえば技術という意味の言葉になります。
サッカーに必要な技術といえば、いくつかの種類があります。
トラップやコントロールなどのボールを止める技術。
インサイドキックやインステップキック、アウトサイドキックなどのボールを蹴るという技術。
ドリブルというボールを運ぶ技術。
パスを引き出すボールを受ける技術。
ディフェンスでの大切なプレーであるボールを奪うという技術。
などがそうです。
テクニックは技術という意味ですから、これらの技術が高い選手のことをテクニックがある選手といえます。
では、足技とは何でしょうか?
サッカー界で足技といえば、トリッキーなフェイントや相手を翻弄するような少し変わったボールタッチのことを指すことが多いです。
サッカー選手でいえば、ネイマールやクリスティアーノロナウド、ロナウジーニョなどの選手が足技を持った選手といえるでしょう。
テクニックと足技は同じような意味であると感じることがありますが、テクニックはサッカーに必要な基本的な技術であり、足技はそのテクニックを応用したものといえることができます。
サッカーの基本的な技術であるテクニックと足技をあわせもつ選手は実際の試合でも高いパフォーマンスを出すことができるでしょう。
そしてこのテクニックも、足技も練習することによって磨きをかけることができます。
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磨くべきテクニック、足技とは?
では、どのようなテクニック、足技を磨くとサッカーのパフォーマンス向上につながるのでしょうか?
実戦で使えるテクニック、足技をそれぞれ見ていきましょう。
磨くべきテクニック
サッカーで特に磨いてほしいテクニックは、ボールを止めるということとボールを蹴るというテクニックです。
ボールを止めるとは、いわゆるコントロールやトラップのことで、足元にピタッと止めることはもちろん、それだけでなく右や左にコントロールして次のプレーをしやすいところにボールを置くということも意味します。
自分の思ったところにボールを止めることができれば次のプレーに移りやすくなります。
次のプレーがしやすいということは、次のプレーのパフォーマンスが上がるということです。
このボールを止めるというテクニックは簡単なようでとても難しく、奥の深いテクニックです。
しかし、世界の超一流選手はこのボールを止めるというテクニックに長けていて、そのパフォーマンスにつなげています。
そしてボールを蹴るというテクニックも非常に大切です。
ただボールを蹴るのは誰にもできると思うのですが、自分の思ったところにボールを蹴るというのは難しいテクニックです。
しかし、このテクニックを上げることができ、目さえあれば、パスを通すこともできますし、シュートを決めることもできます。
世界の一流プレーヤーは、思ったところにボールを蹴れるので、素晴らしいパスが出せるし、素晴らしいシュートをきめることができるのです。
このボールを止めるとボールを蹴るという一見簡単そうに見える基本的なテクニックを磨き続けることで、トップのレベルで活躍できる選手となるのです。
遠藤保仁選手なんかは、止めて蹴るのテクニックを磨き続けて、トップレベルまで上り詰めた選手といえます。
磨くべき足技
では次に磨くべき足技についてお話します。
足技ですので、別にできなくても問題はありません。
先ほど紹介した、ボールを止める、ボールを蹴るというテクニックを追及して、その能力が高く状況判断力があれば、上のレベルでもパフォーマンスを発揮することができます。
しかし、それにプラスしていくつかの足技を持っていれば、それがプレーの幅となり、自分の武器となり、個人で局面を打開できる選手になることができます。
人と差をつける上でも足技というのは持っているに越したことはありません。
特にサイドの選手やオフェンスの選手は一つでも自分の使える足技をもっていれば、相手に与える脅威が全然違います。
ですので、足技も磨くことは大切だと僕は考えています。
そして、ここでは実戦で使える磨くべき足技を2つ紹介したいと思います。
1つ目はシザースという足技です。
シザースはボールを内から外、または、外から内にまたぐフェイントで、一番メジャーな足技です。
メジャーではあるのですが、やはりその効果は抜群で、ドリブルで自分から仕掛けて相手を抜いていきたい時にはとても有効な足技です。
ドリブルが得意な世界のトップレベルのサッカー選手たちは、このシザースという足技を使える選手がほとんどです。
クリスティアーノロナウド選手はスピードもある上にこのシザースを使えるので、ディフェンスとしては止めるのがとても難しくなります。
2つ目はダブルタッチです。
ダブルタッチという足技は、ボールをインサイドで横にずらして、すぐさま逆足のインサイドで縦にボールを運んで、相手ディフェンスをかわしていく足技です。
相手がボールを奪おうと足を出してきた瞬間に、このダブルタッチという足技ができれば、相手の勢いをいなしながら、かわして突破していくことができます。
この足技はスペースのないところに追い詰められた時こそ効果を発揮するので、使えるととても便利です。
この足技が得意なサッカー選手はイニエスタ選手です。
せまい局面でもダブルタッチを使うことで局面を打開してチャンスを演出しています。
ディフェンスは、狭いところに追い詰めたので、積極的にボールに足を出してきます。
イニエスタ選手はその瞬間を狙って、ダブルタッチを使い相手をかわし抜いて行くのがとても上手です。
以上、シザースとダブルタッチという2つが磨くべき足技であり、実戦で使える足技になります。
テクニック、足技の練習方法
では、最後に今まで紹介したテクニックと足技はどのようにしたら身につけることができるのか、その練習方法についてお話します。
どちらも練習方法として大切なのは反復練習と体幹トレーニングです。
まずは個人練習などで反復して練習することで体にその動きをしみこませます。
その反復練習と同時に、日々体幹トレーニングをして体幹を鍛えることで、自分の思った通りに体を動かせるようにし、テクニックや足技を最大限発揮しやすいようにします。
体幹トレーニングの仕方や、体幹トレーニングの重要性はこちらのリンクからチェックしてください^ ^
あとは、実際のチームの練習や試合で意識して使ってみます。
一度それらの足技などが練習や試合で使えるようになれば、自信がつき、もう自分のものになります。
その後も反復練習や体幹トレーニングを怠らなければそれらのテクニックや足技にさらに磨きをかけることができるでしょう^ ^
反復練習をするときの練習メニューはボールを止める、ボールを蹴るというテクニックの場合は、2人組の対面パスという練習方法がおすすめです。
やり方はこちらの記事に詳しく載せているのでチェックしてみてください。
『サッカーのオフェンスの技術を高めるために毎日やる練習メニュー』
シザース、ダブルタッチなどの足技の練習方法はこちらの動画を御覧ください。
これらの動きを反復して練習することで、体に染み込ませてください。
このとき大事なのは、ボールにしっかり体もついていくことです。
ボールだけ行ってしまったら、相手を抜くことはできません。
そうならないためにも体幹トレーニングもしっかりと行いましょう^ ^
まとめ
サッカーのテクニックと足技を磨く練習方法としては、反復練習と体幹トレーニングがおすすめです。
どちらも反復練習で動きを体に染み込ませることによって、実際の試合でもそれらのテクニック、足技が使用しやすくなります。
また、それに加えて体幹トレーニングをすることで、体が自分の考えているように動かせるようになる感覚を得て、それらのテクニック、足技にさらに磨きをかけることができます。
ボールを止める蹴るのテクニックはサッカー選手として絶対に必要です。
それらのテクニックを磨き、さらにシザースやダブルタッチなどの足技を使えるようになれば、素晴らしいパフォーマンスの出せるサッカー選手となれるでしょう^ ^
みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください!
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