【サッカー】ゾーンプレスをより強度なものにする練習メニュー

サッカーの戦術にゾーンプレスというものがあります。

ゾーンプレスはその強度が高ければ、サッカーで勝つためにとても有効な戦術となります。

ゾーンプレスの強度を高めるためには、ある練習が必要です。

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今回の記事では、ゾーンプレスの強度を高めるための練習メニューについてお話ししたいと思います。

ゾーンプレスとは

サッカーのプレーヤーズコーチのyamatoです。

皆さんはゾーンプレスという戦術をご存知ですか?

ゾーンプレスとは、ゾーンディフェンスとプレッシングを合わせた造語で、ボールを持っている相手に対して、プレッシングをしてボールを奪うという戦術です。

そのゾーンとは、比較的相手ゴールに近いエリアを指すことが多く、ゾーンプレスは前線からのプレスとも言い換えることができます。

試合の立ち上がり15分〜20分を相手にリズムを作らせたくない時や、負けていて残り時間が少ない時に積極的に前からボールを奪いにいきたい時などにゾーンプレスは使われます。

このゾーンプレスという戦術を実行するには、チーム一人一人が戦術を理解して、チームとしてプレッシングをかけることが大切です。

ゾーンプレスをするならゾーンディフェンスを理解するべき

ゾーンプレスを行うのであれば、チーム一人一人がゾーンディフェンスという守備戦術について最低限理解しておく必要があります。

サッカーの守り方には、ボールを中心にポジションをとるゾーンディフェンスと、人をマークするマンツーマンディフェンスがあります。

それぞれ簡単に説明したいと思います。

まずはゾーンディフェンスです。

ゾーンディフェンスとは、その名の通り、一人ひとりが与えられたゾーン(エリア)を守る方法です。

自分の担当するゾーンに入ってくる敵や、スペースをマークするディフェンスのやり方です。

4−4−2というフォーメーションなら、その形で少しづつポジショニングを調整しながら守備の組織を作り、ディフェンスをしていきます。

ボールがあるところに対して人数をかけて、チャレンジとカバーを作り続け、ボールを奪ったりゴールを守ったりしましょうというのが、ゾーンディフェンスの考え方です。

そしてマンツーマンディフェンスはゾーンディフェンスとは違い、一人ひとりが相手の一人ひとりをマークしていく、人につくディフェンスのやり方です。

一度決めた相手にしつこくついていき、相手に自由を与えないようにします。

結局シュートを打ったり、パスを出したりするのは人なので、最初からその人を抑えてしまおうというのが、マンツーマンディフェンスの基本的な考え方です。

おもにコーナーキックの時や、サイドからクロスが上がる時、相手のエースに仕事をさせたくない時など要所要所でマンツーマンディフェンスを採用しているチームが多いです。

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ゾーンプレスに大切なことはコンパクト

ゾーンディフェンスという守備戦術についてはこちらの記事でも詳しく書いていますのでチェックしてみてください^ ^

サッカーのゾーンディフェンスにおけるポジションの取り方

では、ゾーンディフェンスをある程度理解したところで、ゾーンプレスをするために大切なことについてお話ししたいと思います。

それは、ディフェンスラインを高くし、フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンスのスリーラインをコンパクトにするということです。

ゾーンプレスは言い換えれば前線からのプレスとも言うことができます。

前線の選手が前から激しくプレッシングに行くためには、最終ラインであるディフェンスラインが高い位置になければなりません。

ボールのあるところに対して人数をかけるのが、ゾーンディフェンスだとお話ししました。

ゾーンプレスも一緒で、ボールの近くに人数をかけてプレッシングをしなければなりません。

ですので、ディフェンスラインが上がっていないのに前線の選手がゾーンプレスを開始してしまうと、後ろのミッドフィルダーの選手との距離、ディフェンスの選手との距離が開いてしまい、ボールに対して人数がかけれません。

フォワードの選手が頑張ってプレスにいっても、後ろの選手がついてきていなければ、パスを出された先にプレスがかからず、相手に前進されてしまいます。

プレッシングにならないのです。

ですので、ディフェンスラインを高めに設定して、そのまま、中盤のラインも押し上げ、フォワードが前線からプレスをかけれるようにしましょう。

そうすれば、チーム全員の距離が近づき、コンパクトな守備組織を作ることができます。

チーム全員がボールに対してコンパクトになっていれば、ボールの出どころに対して次々にプレッシングをかけることができるのです。

相手のボールフォルダーに対して、激しくアプローチし、近くにパスを出させ、そのパスの出どころにもプレスをかける。

これがゾーンプレスです。

ゾーンプレスのメリット、デメリット

ゾーンプレスのメリットとデメリットについてお話ししておきます。

まずはメリットです。

それは、相手コートでサッカーができるということです。

前線の選手が、相手のディフェンスラインに対して積極的にプレスをかけるので、その圧力がうまくかかれば、ゴールに近い位置でボール奪取に成功し、高い位置から攻撃をスタートできます。

そうすれば、シュートまで行ける可能性が高まり、ゴールの可能性を高めることができます。

同時に、自陣ゴールから遠いところで守備ができるので、自陣に押し込まれてピンチになる可能性を軽減できるのです。

次にデメリットです。

それは、前線からのプレスを回避されてしまうと、ディフェンスラインの裏のスペースを使われてピンチを招く可能性があるということです。

ゾーンプレスではディフェンスラインを高い位置に設定することで、前線の選手がプレスをかけれるようにするとお話ししました。

ですので、なんらかの理由で前線のプレスを剥がされて、相手ボランチなどが前向きでボールを持ってしまうと、相手の前線の選手に、広大に空いたディフェンスラインの裏のスペースに走られてしまう可能性があるのです。

また、ゾーンプレスは体力的に疲れます。

ボールフォルダーに対して圧力をかけ続けなければいけないので、前線の選手は15〜30Mのスプリントを繰り返さなければなりません。

ですので、夏場などは非常にきつくなってくることが予想されます。

疲れてきて、そのプレスが中途半端になれば、プレスを剥がされピンチを招くことにもなりかねません。

以上がゾーンプレスのメリット、デメリットです。

ゾーンプレスを強度にするための練習メニュー

では、ゾーンプレスを強度の高いものにするためにはどのような練習をしたらいいのでしょうか?

ゾーンプレスの強度をあげるには、アプローチをする一人一人の選手の質を上げなければなりません。

つまり、いい角度でのアプローチと、ボールに対して寄せる速さ、また、寄せた時の球際の強さ、ボールを奪い切ることが大切になってきます。

こちらの練習動画を御覧ください。

この動画の練習メニューのルールはこうです。

横15m縦30mのグリッドの中で1対1をやります。

15mほど離れたオフェンスの選手に対して、後ろに並んでいる選手がボールを配給。

ディフェンスは斜め内側からボールが出された瞬間からアプローチをかけ、1対1をスタートさせます。

オフェンス側は、正面にあるコーンとコーンの間にパスを出すか、ラインをドリブル突破すれば勝ちです。

ディフェンスはパスを出されないようにコースを切り、相手のボールを奪い、逆のラインに突破すれば勝ちです。

この練習で大切なことは、ディフェンスのアプローチの仕方と、ボールにアプローチしたときの足の出し方、つまりボールを奪い切る球際の強さです。

ゾーンプレスでは、相手になるべく前進されないような守備でボールを奪うことが必要になってきます。

ですので、アプローチの段階でコーンとコーンの間のパスコースを切る、つまり、縦パスのコースを消しながら寄せることが大切になってきます。

そして、ボールに寄せれたときに、簡単に相手にドリブル突破を許していたのでは、強度の弱いゾーンプレスになってしまいます。

ですので、抜かれないようにしながらボールに寄せ、ボールに近い足でチャレンジしていきます。

この練習をして、アプローチの角度、寄せの速さ、球際の強さを磨きましょう!

一人一人のアプローチの質を高めることができれば、ゾーンプレスがより強度の高いものになります。

まとめ

サッカーの戦術であるゾーンプレス強度をあげるには、一人一人のアプローチの質を高める練習が大切です。

ゾーンプレスは組織で行うものですが、その組織を作っているのは個人個人の力です。

ですので、個人個人が成長する必要があります。

しっかりと守備の個人戦術を磨いて、チームの勝利に貢献できるような選手になりましょう!

守備の個人戦術についてはこちらの記事もチェックしてみてください^ ^

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